2024年6月10日月曜日

The Barton Creek Club

テキサス州の州都オースチンは市内をコロラド川が横切るきれいな街です。
ゆったりしたコロラド川を上流に上ると道沿いには綺麗な家が建ち並び、それぞれクルーザーと牽引機付きの大型ピックアップがとめられています。
その道の奥の方に、リゾートホテルと3ゴルフコースがあります。

このホテルで開かれたある研修に参加、期間中に企画された親睦ゴルフコンペに参加しました。
ホテルに隣接するゴルフコースを借りきり50組くらいが4ホールから一斉にスタート。
競技方法はショットガン・スクランブルとかで各チーム4人がそれぞれショットして、その中で一番良いボールの位置から、また4人がショットを繰り返します。
ですから優勝や上位チームのスコアは相当なアンダーになります。
各チームには招待側の現地メーカー地元の人2名加わり、私はメーカーの日本法人からの日本人参加者としてアメリカ人二人のチームに加わりました。
ゴルフの腕前は今も大した事ありませんが、当時はとてもひどいものだったので、私のショットが採用されたのは18ホールでたったの1球だけでした。
もちろん我がチームの成績は下の方でした。
フェアウェイは広く、米国には珍しくアップダウンがあります。柳のような枝を持つ大木もある落ち着いた感じのコースです。

我々のコンペ以外の方もプレーも見かけましたが、老夫婦二人がバックを担いで、ゆっくり歩きながらのプレーは絵のように印象的で、いずれ自分も奥さんと来れたらと考えたものでした。
主催者の手配で、金髪のかわいいお嬢さんが小さなトラックを運転して回っています。
荷台には氷を山盛りに積んで、そこに缶入り瓶入りのビールやジュース、果物やらさして、とびきりの笑顔で「ハーィ」と言いながら、車を寄せて来るので、ついついビールに手が伸びてしまったのも、ひどいスコアになった一因でした。
途中、ちょっと届かない惜しいパットがあって、一緒に回った米国人メンバーからナイストライ、グーッドとか言われましたので、サンキュー、バット、ネバー、アップ、ネバー、インと答えてみましたが日本でもそう言うのかとびっくりされ、すこし得意。もっとも、届かないパットでは自慢にはなりません。
プレーが終わると、皆さん自分で車にバックを積みこんで移動してしまいます。この点ホテル隣接は助かります、そのまま部屋に戻りシャワーを使えました。

おまけ

夜はゴルフ不参加メンバーも加わっての大夕食会がひらかれます。
我々日本人招待客は少し遅れて食事のホールに入ったため、10名くらいの大きな丸テーブルの空いている席にバラバラにつきました。
言葉に詰まりながらも、コミュニケーションに努めましたが果たして通じたのか?
食事が終わると、皆がテーブルと椅子を端に寄せて、ダンスを始めました。
古い米国映画のグラフィティものとは、ちょっと違う雰囲気でしたが、とにかくすごいエネルギーを感じさせられ、圧倒されてしまいました。

おまけ2

オースチンの空港で働く人には黒人が多い感じがします。
日本人が並んで歩いていたりすると良い感じを持っていないようで、黒人のポーターがイエロー・モンキーとか言うのが聞こえたこともありました。
オースチンの住宅地は郊外のバートンクリークのように高級なもの、アップダウンのあるオークの木の多い、古い建物、割りと粗末な家並みが続くところ、古いトレーラハウス等様々です。
移動のバスからオークの木立の間に見える古い平屋建ての朽ち落ちそうなテラスに白髪の黒人の老人がゆり椅子を出して、ゆっくりと揺らしているのが見えました。
テラスから黄色い落ち葉を舞い上げる車の往来を一人で見ている。
10年前までは空港でポーターでもやっていたのでしょうか、夕日の中、落ち葉が舞うのを見ている老人思い浮かびます。

タクシーはホテルから乗るのが安全です。
運転手も変なお客を乗せるのは嫌ですからホテルの宿泊客だと何かあってもお互い安心と言うことになります。

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