2024年1月21日日曜日

クラブの調整4

④最初に、引き抜くクラブのチョイス
ウッドヘッド、カーボンヘッドとシャフトの接合部をワイヤーで巻いてあるドライバーやFWは素人の手には負えません諦めてください。
また、最初はサンドウェッジやPinの茶色(ベリリウム・カッパー素材)や銅系のボディにタングステンなど比重の重いものを埋め込んだ ものは、熱を逃がし易いので、局部的に接合部付近だけを熱することは難しいので、馴れるまでは避けるのが無難です。

サンドウェッジはヘッドが大きいため、銅系、アルミニューム合金(ちょっと昔のドライバーやフェアウェイウッドに見られます)素材は熱伝導性が高いため、どちらも熱をどんどん逃がしてしまいますので、簡単には抜けません。

のんびりしているとカーボンシャフトの場合、蒸し焼き状態になって、シャフトのカーボンをまとめている接着剤が影響を受けます。
また、ヘッドを無理やり抜こうとねじると、肝心のシャフトがねじれてしまう場合があります。
こうなると、カセットガスバーナーヘッドで一気に加熱する事もあります。
錆びないのでアイアンによく使われているステンレスは、比較的熱が伝わりにくいので、局部的に温度が上がり易く、抜き易い素材です。
初めの1本には良いと思います。ステンレスヘッドでスチールシャフトの3番くらいが最も抜き易いと思います。

⑤作業する場所ですが、ソケットは。バーナーで簡単に引火して燃え上がります。電気ヒーターでも接着剤や塗料の一部がガスを出しますので、結構匂います。
引火の恐れの無いところ、近くに人がいない状態を確認して下さい。 私はベランダでやっています。段ボールやベニア板で手すりのすき間から物が落ちないようにします。
ヘッドの抜き取り簡便な二つの方法
1.しっかりした万力があり、重い作業台に固定されている。しっかりクラブを固定し、ヒーターまたはバーナーで熱し、匂いがしてきたら、綿の雑巾でヘッドを回しながら抜く。
私は、万力が無いのこの方法でやったことはありません。
2.大きな万力が無い場合、
屋外に椅子と木綿の雑巾、またはタオルを2枚用意します。
風の弱い日に、バーナーの炎の中心をヘッドの差し込まれている端と根元までの4cmくらいの間を加熱します。
ヘッド面付近から熱し、接着剤の匂いや煙が出てきたら、下に雑巾を敷き、クラブを垂直に立て、もう一枚の雑巾を上にかけ、靴を履いた足でヘッドが動かないように踏んで固定し両手でシャフトを捻り引き抜きます。

ヘッドの差し込み口は200度以上の高温なので履物がビニール性のサンダルや人口皮革だと誤ってヘッドやシャフトに触ると溶けてくっついてしまいます、またくっつくとすごい匂いがします。
ゴム底、上は木綿の靴が良いと思います。
また、ベランダに塗ってあるモノがヘッドの熱で溶けることがあるので、板などでヘッドが塗装面に調節当たらない様にします。

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